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執筆者の写真田口房国

「ま、いいんじゃない?」的なゆるさ

更新日:2018年6月13日



「保育園落ちた、日本死ね」というのが最近流行っていましたが、 私としては「口が悪いなぁ」くらいにしか思っていなかったのですが、 ふと、 うちの会社の事務所には小さい女の子がいることを思い出しました。

うちの会社で急遽事務員が必要になり、知り合いだった女性に声をかけて来てもらうことにしたんですが、 その時に当時まだ9ヶ月だったTちゃんも一緒に来ました。 まだ乳飲み子でしたし、這い這いし始めた頃でしたね。

事務所の中にはおもちゃとか、柵?とか、誰が持ってきたのか滑り台までできて、さながら託児所のようになっていきました。 電話している時やお客さんがいる時に泣き始めたりするとちょっと困りもしましたが、

初めて歩いた時や少しずつ言葉を喋るようになったりだとか、 休憩後にお片づけを手伝ってくれる姿は、 私も含め社員の癒しにもなっていると思います。 そういえば私も小さな頃、事務所や工場の中で遊んでいたなぁと思い出しました。 最初は戸惑いの見られた社員たちも、「ま、いいんじゃない」みたいな感じなって、今では「いないと寂しい」という感じです。 (最近は2歳になって、自分でタブレットを操作してyoutubeを見ているのが驚きですが笑)

こんなことが普通の会社でできるとも思いませんが、 「保育園落ちた、日本死ね」という言葉の響きの中には、 保育園受かった→勝者 保育園落ちた→敗者 0か100、みたいなギスギスした感じがあって、 こういう「ま、いいんじゃない?」的なゆるさが失われつつある、今の社会の雰囲気を感じてしまいますね。

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