田口房国
こういうゆるさ、好きです
更新日:2019年1月31日
10月14日に東白川村はなのき会館で開催されたおやまんなかフェスタ。
森の中で遊んだり、おじいちゃんおばあちゃんから竹馬や竹とんぼを習ったり、オーガニックなマルシェがあったり。

僕はとんかち広場の担当。
製材工場の端材で小さな子友達が釘を打ったり絵を描いたりします。
このフェスタの凄いところは、基本的に大人が「あれしろ、これしろ」と言いません。
普通なら、本棚やおもちゃを作りましょう!みたいなことをいうものですがね。
だから僕も「見てるだけ〜」状態です。あ、この言い方はちょっと正確ではないですね。
正確には「子どもたちのことは放っておいて、竹馬や竹ぽっくりやお手玉に夢中になっていた」。
うん、これが正解だな。
で、そうやって遊んでると子供達が「私もやってみたい」と言ってくるので、少し教えてあげて、また自分は違う遊びをするという笑
「テントの中にあるものはなんでも使っていいよ〜」とだけ言いながらね。
竹馬を教えてやっても、うまくいかず1回で諦めてしまう子もいますが、諦めないで!などとは言いません。
別にカリキュラムじゃないから、やりたくなければやらなくていいのです。
森の中では岐阜県森林文化アカデミーのナバさんが色々やってくれようです。
僕は見てなかったけど、やっぱりここでも子供達の自主性によって遊んでもらったようです。
このイベントの凄いところのもう一つは、これがほとんど一人のママさんによって企画の立ち上げから運営まで行われたということです!
いつもなら業界とか団体とか、そういうところが主体となるかと思いますが、業界に全く関係ないママさんが、子供を自然の中で遊ばせたい!という気持ちだけで立ち上げました。
それに共感した、私や地元のおじちゃんおばちゃん、またはこの地域でオーガニックなお店をやっている皆さんが集まったわけです。
また、東白川村行政も「がんばる補助金」という最高20万円の補助金でバックアップしました。
僕も「森のようちえん」は興味がありましたし、木育にもだいぶ長く関わってきてますが、こうした一般の人が自ら始めるって凄いありがたいことだなぁって思います。
フェスタそのものはイベントですが、これからも月2?くらいで「おやまとこやま(東白川村 おやこ森のおさんぽ会)」として活動は続いていくと思いますので、小さなお子さんをお連れの方はぜひ気軽に参加してみてくださいね!